じぎゃくの4番 食わねど高楊枝
『武士の一分』観て参り候(公式ページ)。
普通に面白かったです。時代劇より濃く、歴史映画より薄く。
しかし、夫婦愛やら殺陣やらゴシップやら、上手い具合に盛り込み
脚本もしっかりしてて飽きさせず、ラストはこれも上手いことほろっとさせ。
エンターテイメントとして、充分に一般受けする内容ではなかったかと。
さて。話変わって、世は「武士」ブームでありますね。
武士道なんぞも持て囃されておりますし。
武士の何たるかも知らぬ数学者の書いた本もベストセラーになる昨今。
しかし、一つだけ確かなのは、これを持て囃してる方々のほとんどが
農民出身であるという事実でしょうな。
そんなに侍になりたいんですかね皆さん。
じぎゃくの2番 配慮ではなく変更だ
撤退ではなく転進だ
靖国神社:「遊就館」の展示 一部表現を変える方針(毎日新聞)
(前略)
新たに修正することを決めた中国関連の展示パネルは、「日露戦争から満州事変」「満州の歴史」「支那事変」の三つ。修正後の具体的な表現は最終調整中だが、例えば「支那事変」のパネルは、盧溝橋事件(1937年)が起きたきっかけとして、現在は「中国正規軍による日本軍への不法攻撃」や「日中和平を拒否する中国側の意志があった」などと表現しているが、「事実関係に誤りはないが、表現が足りずに誤解を与える部分があったので、もう少し柔らかい表現に言い換える」(監修関係者)という。他の2展示も、基本的には同じ考え方で見直す方針だ。
また、記述の根拠となる史料として、中国側の刊行物も含めて多数提示し、一方的な記述ではないことを強調することも予定している。
このほか「ヒトラー」「スターリン」「ルーズベルト」を同列に並べている展示方法や、「日米交渉」のパネルの記述についても見直す。
(後略)
……いや、やめたほうがいいですって。
客観的で、史実に即した表記とか、多様な価値観に基づく視点とか、そんなことすると
靖国神社がサヨク認定されちゃいますよ。